イベントをつくるとは・・・

ブログをご覧のみなさん、こんばんは!
そして、こんにちは!

音楽ビジネス科担任の永島麻耶です。

梅雨時いかがお過ごしでしょうか?
今日は私が普段行っている授業のお話です。
私は担任をしている 音楽ビジネス科 以外にも、ヴォーカル科,ミュージシャン科,ダンスエンタテイメント科,ウインドオーケストラ科 そして 音響・照明科 と様々な学科の学生に「イベント制作」という事について授業を行なわせて頂いています。
もちろん学科によって内容が違いますが、私がコンサート・イベント業界で実際にお仕事をしていた中で経験した沢山の事を、
その都度お話しながら「イベント」というものを作る楽しさや、大変さ、「イベント」がどうやって作られて行くのかなどを実践を通して勉強して貰っています。

今日はその中の一つ2年生ヴォーカル科の実践授業をご紹介します!
彼らの授業のテーマは
「全て自分達で行う路上ライブ!」です。

まずは彼らに課題として
「NSGスクエア前で路上ライブを敢行せよ!」から始まります。

自分達がスクエア前でライブを行うには何が必要か?
・様々な所からの許可(お店や施設など)
 彼が自分達でアポを取ってライブの許可を貰います。
・告知!(プロモーション)
 フライヤーを作って掲示したり、口コミでどれだけお客さんを集められるか?
・ライブ!
 ただ歌うだけじゃお客さんは立ち止まってはくれませんね。しっかり「ライブ構成を考える!」
・社会勉強
 自分達で近隣店舗の店長さんや社長さん、初めてお話する方達とのコミュニケーションで勉強する言葉遣いや礼儀
 (挨拶やお礼などは社会人として欠かせない事)

このような内容を踏まえ、実践!先週第一回目のライブが行われました!

滝口くんと熊倉さんです。
ライブの模様はこちら ↓

ヴォーカル科 路上ライヴ イベント制作実習終了後インタビュー

もちろん同じヴォーカル科の学生もオーディエンスとして参加。

そしてコレ ↓ 第一回目を終えて彼らが感じた事がビッシリ書かれたレポートです。

スクエア前でのライブが初めてだった彼ら。何が足りなかったのかや「もっとこうすれば良かった!」という思いが沢山書かれたレポート。
「気付き」が沢山あったようです。

立派なステージで歌う事も大切ですが、ステージに立つだけがアーティストではありません。
創り手(スタッフ)の想いや、エンターテナーとしてお客様へ届けたいモノを分かってこそ、真のアーティストではないかと私は思います。

こういった授業を通して、エンタテイメント業界の次世代が生まれて行って欲しいなあと私は思います。

今回ご紹介した滝口くんと、熊倉さんのライブの模様は「SHOW!チャン」でもご覧頂けます!
7月にも他の学生のライブを予定していますので、是非ご覧下さいね!

永島の授業のお話でした!