こんばんは!
読んでる皆様、ありがとうございます。9月限定連載、今日もスタートです!
タイトルにも書きましたが、徳永秀明です。
当時は友達から教えてもらったんです。カセットテープ時代ですね。ウォークマンってご存知ですか?カセットテープのウォークマンですよ。もう見た事も無い人たちもいるのでしょうね~。懐かしいものです。
如何にカセットテープの時間内にCDを全曲納めるかに命かけるんですよ!アルバムの中でどの曲でA面からB面に変えてきっちり録音するか!?この感覚分からないかな。。80分録音できるカセットテープは表のA面と裏のB面で合わせて80分なので、片面で40分なのです。だからアルバムによって、録音している時に曲の途中でB面に切り替わったりするんです。あ~もう最悪!!!
カセットテープのA面が始まる数秒と、終わる数秒、B面も同じですが、透明なテープの部分があって、そこの部分は録音が出来ないのです。だから鉛筆入れてちょっとくるっくるって回して、、、想像もつかないですよね、カセット知らない人にしてみたら。
あとは、音質にも違いがあってカセットテープにハイポジとかメタルとかの種類があるんです。
小学生ながら、色々計算して考えてたな~。値段と時間と音質でめちゃくちゃ考える。
それはさておき。。
友達と近所の神社で遊んでいる時に、別の友達が耳に何か付けて登場してきたのです。「あれ、なんだろ?」「あ、あれじゃない!?音楽聞いてるんだよ!ウォークマンで音楽聞いてるんだよ!」って感じでした。
当時小学生だったので、自分のウォークマンを持っている友達ってほぼいなかったので、興奮しました。
私も聞かせてもらったのです。生まれて初めての出来事です。
その時に聞いたのが徳永秀明のレイニーブルーでした。
物凄く綺麗な声だったので、最初は女の人が歌ってるのかな?と思いました。男と聞いてびっくりしたので尚更印象に残りました。
普段、外で遊んでるのに、そこに自分にだけ音楽が流れてるという感覚が感動でした。ドラマの中の世界のようで、ずっとウォークマンを聞きながら遊んでいたのです。当然、友達の話し声や、私を呼ぶ声はほとんど聞こえなかったのですが、それでも良かったんです。
音楽があるだけで別世界だ!これはすごい!と一人で感動し、更に徳永秀明が好きになったのです。
家に帰ってからすぐにCD買ったのですが、それがINTRO Ⅱというベストアルバムだったのです。
アルバムの最後にレイニーブルーが収録され、何度も何度も聞きました。自分のCDラジカセなんて無かったので、カラオケ好きな私のおばあちゃんから借りて、ずっとずっと聞いていました。音楽ってすごい!!て毎日ワクワクして聞いてました。
このレイニーブルー、徳永秀明のデビューシングルというのを後に知る事になるのですが、面白い事に、このシングルを聞くと歌い方が違うのです。なんというか、リズムに合わせて素直に綺麗に歌ってる、という当時の印象でした。
私が初めて聞いたレイニーブルーはベストアルバムINTRO Ⅱ。新たに歌いなおしたヴァージョンのようです。
そちらを最初に聞いたものなので、デビューシングルのレイニーブルーに違和感を感じてしまいます。
INTRO Ⅱでの歌い方は、タメが入ったり、リズムを崩したりしているのですが、私にとっては、こちらの歌い方のほうが私自身のレイニーブルーなのです。
おそらく、今はINTRO Ⅱの歌い方のレイニーブルーの方がスタンダードなのかな?と思います。もし時間あったら、聞き比べてみてください。同じ曲なのです、2度楽しめますよ!
小学生で覚えたレイニーブルー。今も変わらずに愛されてる名曲で出会えて良かったなと思いました。
ありがとうございました。