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こんばんは!田中です。

今日は、最新のアメリカの音楽ビジネスの状況について、お話しします。

アメリカでは、20年間続いていた音楽不況から抜け出し、2018年上半期はストリーミングとセールスの両方で前年比18%も伸びました。

アメリカの音楽ビジネスの急激な成長をひっぱっている音楽ジャンルは、ヒップホップとR&B(リズム&ブルース)で、市場全体の31%を占めているそうです。

これらはいずれも、日本における売上げでは上位ではないジャンルですので、日頃はあまり聴く機会がない方も多いかもしれませんね。

最近話題になったのは、ドレイクというヒップホップアーティスト(ラッパー)の作品が、先週のアメリカのチャートの100位の中に27曲入ったということ。

週間の売上げ規模で言うと、ドレイク一人の売上げに、ロックアーティスト全員の売上げを合計しても負ける、という凄まじい状況です。

日本の音楽ビジネスは世界の流れとは関係なく独自の動きがありますから、このアメリカの状況は日本には殆ど影響はありません。

そして、日本においても音楽ビジネスは年々成長している状況は同じです。

これからどんな流れが来るかに注目しながら、日本と海外の音楽ビジネスの動きを見て行くことも、音楽の楽しみ方のひとつなのかもしれませんね。

 

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