現在、世界で大注目を集めるK-POPアイドル。
そんなK-POPアイドルに、憧れを抱いている人も少なくないと思います。
憧れを抱いているものの、何をすればいいのか分からないという人や、将来が不安という方もたくさんいると思います。
そんな方たちに向けて、日本唯一のK-POP専門学科がある専門学校
国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校の職員が徹底解説します！
■K-POPアイドルになるためには？
K-POPアイドルになるためには、いくつかのステップがあります。
以下、そのステップを1つずつ紹介します。
1.ダンス・歌・韓国語などのトレーニング
K-POPアイドルとして活躍する＝韓国を主な舞台として世界で活躍するということになります。
そのため、韓国語の習得は将来的に必須となってきます。
また皆さんもご存じの通り、K-POPアイドルはダンス力や歌唱力といったパフォーマンス力が非常に重視される世界です。
この後、説明するオーディションの際にも必要となってくるものですので、
スクールに通う、独学で学ぶなど方法は様々ですが、これらのスキルを磨いていく必要があります。
2.オーディション参加orスカウト
K-POPアイドルになるためには、基本的に韓国の事務所または、日本の韓国系事務所に所属をすることになります。
では、事務所に所属するためにはどのような方法があるのかというと、
①オーディションへの参加
②スカウトを受ける
現在、活躍しているK-POPアイドルはオーディション参加またはスカウトからデビューになっていることがほとんどです。
①オーディションへの参加
一般的には、オーディション参加→合格から事務所に所属することの方が一般的になります。
大手の事務所であれば、月に1回程度でオーディションを開催しているため、何度も挑戦することができます。
オーディションの段階で、ダンスや歌などのパフォーマンス力をはじめ、将来性など様々な点を厳しく審査されます。
オーディションには、一般公開されているオーディションのほかに特定の人たちに向けた非公開のオーディションも存在します。
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SHOW!でも、SMエンターテインメント様やHYBE LABELS JAPAN様などの非公開オーディションや小規模オーディションを定期開催しています！
②スカウトによる所属
スカウトによる所属は、いくつかのパターンがあります。
Ⅰ インターネットや動画配信サイトでの活動をみて、スカウトを受ける
Ⅱ ルックス等が事務所の求めている人物に近く、街中でスカウトを受ける
などが主にスカウトのパターンになります。
活躍中の方でいうと、Twiceのモモさんは、動画配信サイトでダンス映像を投稿していた際にJYP関係者の目に留まりスカウトを受けたり、
NiziUのミンヒさんは、日本で開催されたTwiceのコンサート会場でスカウトを受けたそうです。
スカウトを受けやすい場所は、関係者が多く集まるコンサート会場や若い方が多く集まる都心部のショッピングモールといわれています。
ですが、スカウトによる事務所所属は、向こうからのアクションになります。
K-POPアイドルになりたいと強く思う方は、オーディション突破による所属を目指すことをお勧めします。
3.練習生として事務所でのレッスンを受ける
多くの場合はすぐに所属後デビューということはなく、練習生としてレッスンを積んでからのデビューが一般的です。
デビューするために必要な、パフォーマンス力、表現力などを身に付ける必要があります。
練習生のスケジュールは、学校がある日の場合は放課後から、休日の場合は朝から始まり、夜の10時ごろまでレッスンという形になります。
こういったハードなスケジュールをこなし、デビューという形になります。
しかし、このようなハードスケジュールをこなしてもデビューできる人は一握りというのが現実です。
練習生になったからといって、安心せずに努力をし続けなければいけません。
練習生からデビューまでの期間は平均で2年～3年といわれていますが、事務所や人により様々です。
BIGBANGのリーダー/G-DRAGONさんはデビューまで11年かかっていたり、同じくBIGBANG/スンリさんは、10か月でデビューを果たしています。
11年間の練習生期間を絶えぬき努力し続けたからこそ、今のG-DRAGONさんの人気はあるんですね。。。
4.デビュー審査に合格しデビューへ！
練習生の人は、定期的に開催されるデビュー審査を受けることになります。
スタッフの方やトレーナーの前で、練習の成果を披露する場となっており、上手くいった場合デビューに繋がります！
ですが、またその逆もしかり…..
そこで、練習生脱退を告げられて、所属事務所を去らなければいけないケースもあります。
近年では、PRODUCE 101やNizi Projectなどのオーディション番組に参加しそこからK-POPアイドルデビューといった事例もあります。
■K-POPアイドル事務所所属の条件や向いている人
K-POPアイドルは、表舞台に立ってパフォーマンスをする職業柄、向き不向きがものすごくあります。
実際に向いている人や、オーディションを突破しやすい人の特徴について次は見ていきます。
見た目・ルックス
K-POPアイドルは、表舞台に立ちパフォーマンスをする関係上、見た目・ルックスは非常に大切になってきます。
エントリーシートの段階で、見た目やルックスで判断しある程度の合否を出すような事務所も存在します。
ですが、見た目やルックスがすべてではありません。
ダンスや歌といったパフォーマンス力がありきのK-POPアイドルですので、パフォーマンス力を重視する事務所の方が多い傾向になります。
K-POPアイドルといえば、身長が高くスラっとしたモデル体型をイメージしますが、
身長が高くないからと言ってK-POPアイドルになれないということはありません。
女性であれば平均162～165センチ、男性であれば平均176～181センチがグループの平均身長になっていることが多いです。
そんな中ですが、身長が高くなくても活躍しているK-POPアイドルの方はいらっしゃいます。
男性グループであれば、SEVENTEENのウジさん、なんかは身長が高くないことで有名です。公表では164㎝となっています。
また、女性グループは元IZ*ONEの矢吹奈子さんは150㎝、少女時代のサニーさんも156㎝と平均的な身長には届いていないものの、
第一線で活躍していたり、過去に活躍していました。
身長に関しては、努力できるところは多くありませんが、体重については努力することができます。
事務所によっては、体重や食事等を厳しく管理されるようなこともあります。
例えば、食べてはいけない食べ物を決められたり、週に1回の体重管理でオーバーするとデビュー審査を受けさせてもらえなかったり。。。
他にも、見られるポイントがたくさんあり、歯並びなどもチェックされるため歯列矯正で歯並びを整える等の改善も必要です。
食事や筋トレ・歯並びなど意識して改善できるところは、意識してルックスを磨く努力をオーディション前から心がけましょう。
年齢
K-POPのオーディションといえば年齢制限を設けているオーディションが多いイメージがありますが、
近年のオーディションでは、年齢制限を設けていないオーディションも開催されています。
ですが、実際の所はオーディションの合否に年齢は関わってきます。
2022年のデータですがデビュー平均年齢は、16歳となっており年々減少傾向にあります。
2年前のブログでは、19歳が平均となっていましたが、ここ最近でかなり減少しました。
その背景には、兵役による離脱や解散を考え、グループ活動をより長く続けるためであったりするようです。
また、ここには練習生の期間が含まれていません。
練習生の平均的な期間は、男性：約2年11か月19日 女性：約3年2カ月12日となっています。
この期間を含めると、オーディションの平均的な合格年齢は、14歳ほどであるといえます。
凄く若いですね💦
ですが、現在活躍しているK-POPアイドルの中でも20歳を超えてから練習生として合格している方もいます。
MAMAMOOのソラさんは、21歳の時に練習生として合格を果たしデビューしています。
伸びしろという面での評価を多く見込まれる10代と違い、20歳を超えての合格は実力をかなり重視して見られます。
パフォーマンス力
K-POPアイドルは、高いパフォーマンス力を要求されることがほとんどです。
日本のアイドルは、未完成で頑張っている姿に惹かれるなどをコンセプトにすることが多いですが、K-POPアイドルは違います。
完成された高いパフォーマンス力を求められます。
容姿よりもパフォーマンス力を重視している事務所も少なくありません。それだけ重要なものになります。
K-POPアイドルを目指しているという方は、スクールや専門学校に通いダンス・歌・ラップのスキルを磨くことをお勧めします。
独学でも練習することは可能ですが、より質の高い練習やその人に合った練習方法を提示してくれるだけでなく、
整った環境で練習することができます。
また、独学での練習は、間違った方法で習得してしまったり、環境が整っておらず上達の伸びが悪かったりと難点も多いです。
けがなどもする可能性があるため、一番はスクールや専門学校に通うことをお勧めします！
体力と精神力
K-POPアイドルは、ハードなライヴで最高なパフォーマンスを維持しやり抜く体力が必要です。
その体力は、どうやって付けるのでしょうか。
それは、練習生時代からの厳しいトレーニングになります。
「食事と睡眠時間以外は練習時間」とよく言われます。
実際のスケジュールは、学校がある日・無い日で異なりますが、朝の9～10時頃から夜の11時～深夜2時くらいまで練習というのが当たり前。
練習メニューとしては、ダンス・歌・語学・自主練のようなものになっていて2～3時間ずつこれらをこなします。
こんなハードな練習を続ける中、体重管理のために食事を制限するなどし、デビューを目指さなくてはなりません。
ものすごくハードな練習で、途中投げ出してしまう子も。そのくらい練習自体は厳しいようです。
ですが、そんなハードな練習を苦と思わない人も実際多くいるそうです。
自分が本気でK-POPアイドルを目指し、ダンスや歌などが大好きという気持ちがある人は管とは感じず夢中になって練習に取り組めるそうです。
また、K-POPアイドルを目指すには精神力も必要になってきます。
こういったハードな練習の中、なかなかデビューすることができなかったり、
はたまたオーディションの段階で合格することができず何回も落とされてしまったりなど、
練習がつらくでもめげない心や合格できなくても諦めずに挑戦する気持ちがないといけません。
意外と、K-POPアイドルを目指すにあたって一番大事なのは精神力といった心なのかもしれませんね！
メンタル面を安定させるために、何でも相談できるような人を見つけたり、定期的にリフレッシュできる趣味などがあるとよいですね！
メンタル面に自信がない…..そんな人は、専門学校やスクールへ通うことをお勧めします。
皆、同じ夢を持つ仲間たちです。
相談口になってくれたり、時には競い合いながらお互いを鼓舞して練習に取り組めるでしょう。
オーディションのサポートも先生たちから受けることができますし、安心材料が確実に増えるといえます。
学力・語学力
韓国は、かなりの学歴社会です。
K-POPアイドルに学力は必要なの？そう思う人もたくさんいるかと思います。
結論から言うと、学歴や学力をオーディションで求められることはあまりないです。
学力が高いに越したことはありませんが、低いからと言って不合格にされるということはまずありません。
学力というよりは、人間性といったところの方がよっぽど大切になります。
ここでの人間性というのは、挨拶や言葉遣い、礼儀作法や一般常識などの部分になります。
表舞台に立ち、活躍するスターになるためにはお手本のような立ち振る舞いは必須です。
関係者の方やファンの方となど接触の機会も多いため、人間性といったところも見ている事務所も少なくありません。
JYPエンターテインメントは、こういった人間性や学業といったところに重点を置いています。
オーディションで、人間性や内面での評価もかなり重視していますし、学力においても学校の成績が基準に満たない場合は、
レッスンを受けさせてもらえなかったりします。
次は語学力について
K-POPアイドルは、今や世界のスターになってきています。
デビュー当初は、韓国や日本などのK-POP文化が強く根付いたところでの人気を目指しますが、
ゆくゆくは世界へ！というコンセプトのアイドルも少なくありません。
ですので、韓国語はもちろんのこと英語もできるとより高評価になります。
韓国語・英語ができないからと言ってオーディションで落とされるといったことはあまりありません。
ただ、韓国で開かれるオーディションとなると、韓国の方向けであることが多い＆スタッフが全員韓国人であるため、
韓国語を話せないと厳しいといったこともあります。
練習生として合格し渡韓してから、韓国語を習得したK-POPアイドルはたくさんいます。
Twiceの日本人メンバーたちも、韓国に渡ってから韓国語の習得をしています。
また、K-POPアイドルは世界進出を考えているグループが多いため、英語も話せるとより良いです。
※練習生になると語学として韓国語だけでなく英語も勉強していくことになる場合もあります。
■いざオーディション！注意点とポイント
ここまでは、K-POPアイドルを目指すのに必要なポイントをまとめてきました。
次は、K-POPアイドルを目指すのには避けては通れないオーディションについてです。
注意点と心掛けること
【韓国のプロが伝授するオーディション前に必要なこと】
・美による管理…体系維持 肌管理や身だしなみ
・礼儀…普段からの年上人への言葉遣い たばこお酒禁止
・寂しさに勝つ…友達や両親、恋人と離れても未来のために頑張れるかどうか
・きれい好き…練習生時代は掃除することが多く、合宿先も共同生活のため、普段から掃除が得意でなければ、韓国では大変な思いをします。
・知性…語学レッスンも多く、いろんなことに興味を持ち深く学ぶ気持ち
・積極性…自分から質問したり、考えを伝えることの重要性
2年前のブログではこのように掲載させていただきました。
オーディション前の心がけることとしては、このようなことを意識するとよいでしょう。
オーディションの選曲について
ダンスや歌など、自由曲にしてあるオーディションが多いので使用する曲について迷うことがあると思います。
ここでは、オーディションの選曲について触れていきたいと思います。
①大前提として得意な楽曲にする
歌でもダンスでも得意な曲にしましょう。自分が得意としているだけでなく、
他の人にも聞かせてみたり、見せたりすることで総合的に得意な曲を見つけましょう。
多くの人が、オーディションを開催している事務所のグループ曲がよいのではと思うかと思います。
事務所のグループ曲から選曲してもよいのですが、自分が最も良いパフォーマンスができる曲の方が優先順位は高いです。
また、自分らしさを武器に披露しましょう。モノマネのようになってしまっては個性が台無しです。
②コンセプトに合わせた選曲
オーディションの募集要項や事務所の特色から曲を選ぶという方法もあります。
事務所やグループにはそれぞれ特色があります。そこを狙い撃ちするような選曲の仕方です。
コンセプトに合わせた選曲は、うまくはまれば高評価になりますが、うまく披露することが難しいという難点もあります。
①と②を踏まえて、選曲を考えましょう。
自分の長所を生かせる得意な曲の中で、コンセプトにはまりそうだなという曲を選びましょう。
またコンセプトは、事務所により異なるため、こういうコンセプトならこの曲で行こうなど、5曲ほど決めておくとよいかもしれませんね！
■K-POPアイドルを目指すうえで必要なお金事情！
練習生の間でかかってくる費用についてです。
実際に韓国の事務所と契約をし、練習生になった場合は韓国に渡って練習しなければなりません。
韓国に渡るということは、韓国で生活しなければなりません。
寮での生活や食事、レッスン費用や交通費、学校の学費など様々なお金がかかってきます。
こういったお金はどのように賄われているのでしょうか？
事務所との契約にもよりますが、レッスンにかかる費用や寮費、食費、交通費などは事務所が負担してくれる場合が多いです。
ですがこれは、一度負担するという形になっていて多くの場合は、デビュー後に少しずつ返済していくことが一般的です。
まれに、事務所の方がそのまま払ってくれる場合もあるみたいです！
逆に、小さな事務所さんだと自己負担という場合もあるみたいなので、保護者の方とはそういったこともあると話しておくのも大切ですね。
■親に打ち明けれない…どうしようという方へ
まずは、どんなことであれ正直に話してみましょう。
そこで反対されても、めげることはありません。
親は、こどものことを応援してあげたくなるものです。
実際に、言葉だけでなくダンスの練習を独学で必死にやってみる。歌の練習を始めてみるなど行動に起こしてみましょう。
親御さんの見る目もだんだん変わってくると思います。
そこで真剣に再度打ち明けてみましょう。応援してくれるはずです。あきらめない心をもってK-POPアイドルを目指して下さい！
■まとめ
K-POPアイドルになるというのは、そう簡単な道ではありません。
ものすごい倍率のオーディションを突破し、厳しい練習生期間を乗り越え、ようやくなることができるのです。
その中で、様々な挫折や苦労があると思います。
好きでなきゃ、本気で目指さなきゃ必ずと言っていいほどなれません。
休みや友達との時間を削ってでも練習をしないといけない世界です。
ですので、練習や同じ練習生との時間を楽しめる人が向いています。
これを読んで夢に向かって頑張ってもらいたいです。
最後に当校は「国際音楽・ダンス・エンタテインメント専門学校」という専門学校になります。
日本で唯一、K-POPを専門的に学べる学科があります。
様々な実績ある講師陣の方と、プロデビュー・練習生合格に向けて日々授業をしています。
韓国語からK-POPダンス、ヴォーカルなど幅広く学べることに加え、韓国への留学・編入も可能です。
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