😊SHOW!の過去ブログで人気の記事を再掲載(2015年6月10日投稿)😊
こんにちは♪
佐藤和音です。
お久しぶりに音楽知識をブログにてご紹介します(*’ω’*)
上手にかけるかな!
今日は【移調楽器】について。
まさに本日!授業の中で学生が勉強した内容です!
【移調楽器】とは
ある楽器で楽譜にしたがって音を出した時、ピアノなどにおけるその楽譜の音とは異なる高さの音が出るような楽器のこと
をいいます!(Wikipediaより)
なんのこっちゃ?と思うでしょう。
たとえばピアノや、ギターで「ド」の音を出した時、当たり前ですが「ド」の音が出ますよね。
だけど、楽譜に書かれた「ド」の音を出しても、「ド」ではない音がでる楽器があるのです!それが移調楽器。
管楽器によく見られます。
不思議だし、なんでそんなめんどくさいことしたんだろ。。。って思いますよね。
昔、まだ楽器をつくる技術が発達していなかったころ。
半音もすべて出せる楽器を作るのはまだまだ難しかった時代、それぞれの調ごとの楽器が作られ、曲ごとに持ち変えられて演奏されていたそうです。曲中での持ち替えも普通に行われていたそうです。
楽器というものは、長さが長いほど、大きさが大きいほど低い音がでますし、その逆で、短くて小さいほど高い音が出ます。
調を変える、別の音を出す、ということは、管の長さも変わってくるということです。
技術が発達し、1つの楽器ですべての調の音が出せるようになったとき、それぞれの楽器で1番いい響きのする長さの調のものが残った、という説があるそうです。
たとえば「クラリネット」という楽器。
一般的に吹奏楽で使用されているのは、「B♭クラリネット」という調の楽器です。
クラリネットの指使いで、クラリネットの楽譜をみて、「ドレミファソラシド」を吹くと、鳴っている音は「シ♭ドレミ♭ファソラシ♭」になります。
ややこしくなってきたでしょ!ここで読むのやめるの禁止ね!
「ホルン」という楽器。
はいホルン!かたつむりみたいなやつです!
吹奏楽部のホルン奏者は写真撮るときだいたいかぶります!笑
ホルンは「F管」。ホルンで「ドレミファソラシド」を楽譜通りに吹くと「ファソラシ♭ドレミファ」が鳴ります。
この他にも「トランペット」や
「サックス」なんかが
この「移調楽器」の仲間になります。
ひゃひゃ。もういやになってきたでしょー!
でも吹奏楽の楽譜って
こんな感じで、1つの曲なのに、楽器によって楽譜の最初につけられる「調号」がばらばらでしょ。( 年季の入った楽譜でごめんなさい。笑)
これが移調楽器のめっちゃ大変なところ。
と言ってもその楽器を演奏する側としては、別に楽譜通りそのまま吹けば演奏に加われるので、大変なことはないんだけど、
たとえばフルートの楽譜を見ながらクラリネットとフルートでアンサンブルしましょー!なんてときは、クラリネット吹きは涙を流しながら「楽譜の読み替え」という作業を行うのであります(*’ω’*)
そして、全ての音が「音名」としてわかってしまう「絶対音感」の持ち主なんかがこの移調楽器を吹くとこれまた大変。
だって、楽譜に書いてあって鳴らす音と、実際なっている音が異なっているわけですから、そりゃもう頭がぱっぱらぱーですよね(*’ω’*)
というわけで、移調楽器についてでございました(*’ω’*)!
授業では、次の楽譜を、トランペットでふけるように移調しなさい!なんて問題を解いたりしています♪
たーのしーいなーあ♪
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