【K-POPアイドルオーディション丸わかりガイド】主要オーディション一覧と、応募~合格までの道のり

実力を重視されるK-POPアイドルを目指している方は、日々スキルアップや練習、自分磨きに励まれていることと思います。
K-POPブームの今、韓国での事務所オーディションだけでなく、日本でもオーディションが開催されるようになりました。

この記事では専門学校「SHOW!」のK-POPエンタテイメント科K-POPビジネスコース在学中の筆者が業界事情を調べ、K-POPアイドルを目指している方に向けて、主要なオーディションの情報や応募から合格までの手順、応募先の選び方や方法、審査内容などを解説します。

K-POPアイドルを目指せる!主要オーディション4選

 

韓国では、「SMエンターテインメント」「JYPエンターテインメント」「YGエンターテインメント」「HYBE(旧社名:BIGHITエンターテインメント)」の四大事務所が有名です。

 

SMエンターテインメント

「SMエンターテインメント」は、東方神起や少女時代、SHINee、SUPER JUNIOR、EXO、BoA、RedVelvetなど多くの有名アーティストを輩出している事務所。
ヴォーカルやダンスといったパフォーマンススキルも一流で、トップクラス級のK-POPアイドルが多数所属しています。
中国市場に強みがあり、アメリカ市場にも積極的に進出しているところが特徴です。

オーディションは四大事務所の中で一番厳しいと言われていて、実力はもちろん、ビジュアルが重視されるようです。
競争率が高く練習生になった後もハードな生活が続きますが、レベルの高い環境に身を置き、世界で活躍するK-POPアイドルを目指したい方におすすめのオーディションです。

 

JYPエンターテインメント

「JYPエンターテインメント」は、オーディション番組「Nizi Project」でNiziUを輩出したJ.Y. Parkさんが代表を務める事務所。
TWICEやNiziU、Stray Kids、ITZYなどのK-POPアイドルが所属しています。

代表自らステージに立つこともあるため、アーティスト目線でマネジメントしてもらえるところが特徴。
韓国の芸能界で問題視されるスキャンダルが少なく、クリーンイメージの強い事務所です。

オーディションでは、見た目や実力も大切ですが、人間性やチームワークが重視されます。
「スキル面では不足しているかもしれないけれど、個性や人柄には自信がある」という方におすすめのオーディションです。
オーディション合格後の練習生期間のレッスン費用や食費、寮費などは全て事務所持ちで、安心して日々のトレーニングに取り組めます。

ちなみに、「JYPエンターテインメント」では学業も大切だと考えられており、学校の成績が定められた基準に満たなければレッスンが受けられないことでも有名です。

 

YGエンターテインメント

元歌手のヤン・ヒョンソクさんが代表を務める「YGエンターテインメント」は、BIGBANGやBLACKPINK、iKONが所属している事務所。
K-POPアイドル以外にも個性やカリスマ性が目立つ実力派の俳優やモデル、アーティストを数多く輩出しています。
ユニットでもソロでも活躍できる人材育成の環境が整備されているところが特徴です。

オーディションでは、とにかく実力が重視されます。
また、ビジュアルよりも独特のキャラクターや性質を伸ばす育成を行なっており、型にはまらない自由奔放さや独自の世界観を打ち出している「YGエンターテインメント」では、個性も大切。
個性を表現したい方や実力に自信のある方におすすめのオーディションです。

 

HYBE(BIGHITエンターテンイメント)

韓国人アーティストとして初のグラミー賞ノミネートを果たしたBTSを輩出した「HYBE」は、急成長中の事務所。
アーティストをヒットさせる事務所独自の戦略を持っており、今もっとも勢いのある事務所だといえます。

所属しているアーティストが少なく、少数精鋭というイメージがある「HYBE」。
オーディションではパフォーマンス力・実力が重視されそうです。
グローバルオーディションも開催していることから、競争率は高くなる傾向にあります。

韓国でのオーディション対象者は男性のみとなっていますが、日本では女性も対象。
これまで男性ユニットを中心に輩出してきたため、今後は女性ユニットの登場が注目されています。

K-POPアイドルオーディションの応募〜合格の流れ

 

 

K-POPアイドルとしてデビューを目指すなら、スカウトされない限り、まずエンターテイメント会社や音楽プロダクションといった事務所のオーディションに合格する必要があります。

1、オーディションを選んで応募する
2、オーディション合格に向けてレッスンする
3、オーディションを受ける
4、オーディションに合格する
5、各事務所の練習生としてレッスンを受ける
6、デビュー評価を受けるorオーディション番組に参加する
7、K-POPアイドルとしてデビューする

 

という流れが一般的です。

また、この他にもバックダンサーからデビューに至るケースもあります。

 

応募先の選び方

 

冒頭で紹介した主要オーディション以外にも、さまざまなオーディションが開催されています。

たくさん受けて合格を目指すのはもちろんですが、自分に合った応募先を選ぶことも大切だと思います。

 

事務所ごとに特徴があり、オーディションで重視しているポイントが違います。

また、費用やマネジメントなどの条件も事務所の契約によってさまざま。

さらにデビュー後を見据えて、その事務所のアイドルグループのコンセプトや曲などが自分の目指すK-POPアイドル像とマッチしているかもチェックしておきたいポイントです。

 

個人ではリサーチできない部分や一般公開されていない応募先もあるため、事務所とのコネクションがある専門学校やスクールに所属して情報戦を制することをおすすめします。

 

応募方法・応募条件

 

オーディションを受ける前に、書類審査を通過しなければなりません。

主な応募方法は①郵送②E-mail③WEB上の応募フォームの3パターン。

郵送の場合は、用意されている事務所専用の応募用紙に記入することが多いです。

 

一般的には次のような内容を送ります。

・名前
・住所
・生年月日・年齢
・身長・体重
・趣味・特技
・歌やダンスを披露している動画
・バストアップ写真
・全身写真

 

写真は3ヶ月以内に撮影した正面のカットが基本ですが、事務所ごとに定められている規定に従います。

自撮り写真やアプリで加工した写真、画質の悪い写真はNGです。

 

オーディションで審査される内容

 

オーディションでは、30秒〜1分程度の自己紹介のあと、歌やダンス、ラップといったパフォーマンス審査を行います。

その後、写真や動画を撮影するカメラ審査に移るオーディションもあります。

 

日本のアイドルオーディションでは、まだ何色にも染まっていない初々しい新人やキラリと光る原石の方が有利となるケースもあります。

歌やダンスなどの経験が一切なくても合格できるオーディションもあるようです。

一方韓国では、顔立ちやスタイルだけでなく、歌唱力やダンススキル、ラップの実力などをオーディションの時点で厳しくチェックされます。

自分らしさを最も表現できる曲を選び、自信を持って、審査員の心を掴むパフォーマンスをしてください。

 

また、事務所が求めているコンセプトと一致しているかも重要なポイント。

自分が受けるオーディションではどんな練習生を募集しているのか?を見極め、服装や髪形を変えて雰囲気を操作できると良さそうです。

 

専門学校やレッスンスクールへの所属がオススメ

 

オーディション合格を最短で目指すなら、専門学校やレッスンスクールへの所属がおすすめです。

個人でオーディションを受ける際には分からなかった、審査員のチェックポイントや対策方法を教えてもらうことができます。

 

また、一般には公開されていないオーディション情報が入ってくることや、自分に適したオーディションを先生からすすめてもらうことも可能。

個人で挑戦するよりもチャンスが多くなりますよ!

 

プロが伝授!オーディション前の心構え

 

私が講師の先生から教えてもらった心構えをここで公開します!

 

【韓国のプロが伝授するオーディションの前に必要な事】

美による管理…体系維持 肌管理や身だしなみ

礼儀…普段からの年上への態度言葉遣い タバコお酒禁止

さみしさに勝つ…友達や両親 恋人と離れても未来のために頑張れるかどうか

きれい好き…練習生時代は掃除をすることが多く、合宿先も合同生活のため、普段から掃除が得意でなければ、韓国では大変な思いをします。

知性…語学レッスンも多く、いろいろなことに興味を持ち深く学ぶ気持ち

積極性…自分から質問したり、考えを伝えることの重要性

 

以上です。

こういったアドバイスをもらって、オーディションに臨めることや、仲間たちと励ましあいながら目標に向かえることが専門学校に進学して良かったと思うところです!

 

SHOW!生に聞いてみた!オーディションにまつわるアレコレ

 

 

最後に、K-POPアイドルとしてデビューするための学科がある「SHOW!」の学生や講師の方々に、日本人がK-POPアイドルを目指すオーディションに関する疑問をぶつけてみました。

実際のオーディションの様子

 

Q.オーディション会場の雰囲気はどんな感じですか?

A.みんな緊張して自分の世界に入っているからか、無言で殺伐としています。

作業的・形式的に順番を待っている感じで、決められた時間きっかりに入室・退室を行います。

 

Q.オーディションへは何を着て行きましたか?また、どんな髪型にしましたか?

A.スパッツを履いてお腹を出すなど、体型が分かる服装を着ていきました。

また、学校で「顔全体が分かるように すると良い」と指導を受けたので、髪の毛はまとめておでこを出しました。

 

Q.予想外の質問や思い出に残っているオーディションエピソードがあれば教えてください。

A.質問されず、ただ「顔を見せてくれ」と言われたオーディションがあって、びっくりしました。結構近くで見られました(汗)

あとは、「ヴォーカルとダンスを両方用意するように」と事前に言われていたけれど、片方を披露した時点でダメだと判断されたのか、ひとつだけで退室したことがあります。

オーディションで上手くいくコツ

 

Q.緊張のほぐし方はありますか?

A.周りのことは一切気にせず、好きな音楽を聴いて自分の世界に入るのがおすすめです。

 

Q.専門学校でのどんな練習がオーディションで役立ちましたか?

A.歩く練習や立つ練習といったパフォーマンス以外の基本の練習です。

オーディション本番では入室から退出時までチェックされるので、そこから徹底して練習していました。

おかげで本番でも出来たのでよかったです。

 

Q.「オーディションに向けてこれやっとけばよかった!」と思うことがあれば教えてください。

A.オーディションを受けた後は毎回、全てのことに対して「もっと練習しておけば良かった…」と後悔します。

技術の練習はもちろんですが、韓国語の挨拶や韓国語の歌の用意などもです。

 

落ちたときの受け止め方

 

Q.合格を待つまであいだ、どんな気持ちですか?

A.不安な気持ちでひたすらドキドキしています。

 

Q.合格できなかった時の気持ちの切り替え方法はありますか?

A.「私を見る目がその人になかったんだ」と思うようにしています。

落ち込んでいる暇はないので、切り替えて次にいくように心がけています。

 

まとめ

 

K-POP事務所のオーディションに関する情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

多くの人気アイドルを生み出した大手事務所はオーディションの競争率が高く、練習生になるのは狭き門かもしれません。

今回ご紹介した主要オーディション以外にも、気になるオーディションがあればどんどん応募してみてください。

また、SNSのDMに直接スカウトがあるケースも増えているようです。ただし、詐欺まがいのケースもあるようなので安易には飛びつかない用心さも必要です。

 

私が在学しているSHOW!には「K-POPエンタテイメント科」があり、著名講師によるダンスやヴォーカル、韓国語やK-POPビジネスなどが学べ、K-POPイベントの開催などが行われています。

豊富な練習量と対策授業でオーディション突破を目指すことが可能です。

LINEでの質問受付やオフライン/オンラインのオープンキャンパスも行われていますので、気になる方はぜひ参加してみてください!大好きなK-POPを一緒に学びましょう!

 

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